前回つみたてNISAの基本情報とメリットを解説しましたが、
今回はつみたてNISAの知っておかないと損する注意点を説明します。
今回もマネーリテラシーあげてお金に強くなっていきましょう!!
知らなきゃ危険なつみたてNISAの基本情報
1度に40万円買わない
1.1度に40万円買わない
これまでつみたてNISAについて勉強された方は40万円という数字が
なんの数字かわかったかもしれませんね。
これはつみたてNISAの年間の購入可能額です。
前回の記事を読んだ方は
「枠が40万円ならとりあえず年に1回だけ買えばいいんだな!」
と思ったかもしれませんが、それはお勧めしません!
なぜかというと相場は波を打ちながら上昇、下降をするからです。
下の図みたいな感じです!
図のように定期的に購入を繰り返し、株価が上昇するタイミングと下降するタイミング両方で購入を繰り返すことで、購入単価をならしていきます。
これをドルコスト平均法といいます。
年に1度の購入だと割高局面ばかりでの購入を繰り返す可能性が出てきます。
それは同時に割安局面ばかりでの購入を繰り返す可能性も出てきますが
つみたて投資は安定的に資産を運用することが大切ですので
購入回数を増やすことをお勧めします。
各証券会社では毎月自動引き落とし機能がありますので
最初に引き落とし額の設定さえすれば勝手に引き落としされていきます。
なので定石は年12回に購入回数を設定することで、
ほとんどの方はこれを行なっています!
2.翌年に枠を持ち越せない
つみたてNISAは毎年40万円×20年で最大800万円分は非課税になります。
合計ではなく、最大800万円ということがポイントです。
例えば今年はお金にあまり余裕がないから
毎月1万円×12ヶ月の合計12万円を投資に使うとします。
翌年この未使用の28万円と40万円の枠の合計68万円を非課税で運用したいところですが
その28万円の賞味期限は1年なので翌年は40万円しか非課税にならないんです!
めちゃくちゃけちやん!と叫びたくなるところですが
NISAという制度があるだけいいや!と前向きになりましょう(笑)
3.短期で売買を行わない
つみたて投資は長期的に成長する市場に投資します。
圧倒的な人気を誇るのがアメリカ市場です。
(なぜアメリカ市場が人気なのかはまた今度!)
そんなアメリカで最も信頼を集めるのはS&P500です。
しかしS&P500指数もリーマンショック、コロナショックの際には
一時的な大暴落が起きてしまいます。
その大暴落の際に、自分が長期で運用すると決めたにもかかわらず
売りに走ってしまうと下落局面だけを経験してしまい
マイナスで終わってしまいます。
毎日目が覚めて自分の資産が目減りしていくのを見ていると
心が病んでくるかもしれませんが、
つみたてNISAで大切なのは
吐きながら機械のように定期的に買い続けること!!
コロナショックで暴落した時も機械のように買い続けた方は
今、毎日いい夢を見てぐっすり寝れるくらいにまで指数は伸びてますね(笑)
最後に、4の損益通算について書こうと思ったんですが、
そんな一気に覚えられないよ!って方がほとんどだと思うので
今回はなし!(笑)
投資信託で安定的な商品を購入していれば
あまり考える必要がないことなので
気になる方だけ個別で調べてみてください!
とにかく今回は
・1度に40万円買わない!(ドルコスト平均法)
・NISA枠翌年に持ち越しできない!(政府はけち)
・つみたて投資で短期売買しない! (機械になる)
これだけ覚えてください!
寝る前に3回唱えてください!(笑)
ドルコスト平均法については難しいと思います。
毎回僕がお勧めしている本は
僕より2万倍わかりやすく説明してますので
そちらもみてもらえると理解度が深まると思います!
(これです↓)

U.S. Stocks Even High School Students Can Understand / 高校生でも分かる米国株(基本編・英語訳付)
- 作者:Suzuki, Hanako
- 発売日: 2019/12/27
- メディア: ペーパーバック
最後まで読んでいただきありがとうございます!
一緒にマネーリテラシーあげていきましょう!